手でタッチしてみてください。
AR(augmented reality)アプリケーション
このAR(augmented reality)アプリケーションは、<2021アーティスト大典>のために制作され、2021年11月4日から11月14日まで大田アーティストの家で開かれるオフライン展示でご覧いただけます。

種の起源を書いた生物学者チャールズ·ダーウィンは友人に送る手紙で、「暖かい小さな池の中でアンモニアとリン酸塩、光、熱、電気などが結合して生命体が発生した」と推測し、これは後に「暖かい小さな池仮説（warmlittle pond hypothesis）」と呼ばれるようになります。

このアプリは、生命が発生するかもしれない自分だけの「温かい小さな池」を持つために作られました。 有機体的な形をしたガラス片は、粉々になったDNAの形や、発生したばかりの生命体の形とも考えられます。 これらをデジタル環境に移し、遺伝アルゴリズム(Genetic Algorithm)によって世代を重ねながら環境に最適化された解を探し、ドロネー三角分割(Delaunay triangulation) & ボロノイダイアグラム(Voronoidiagram)を利用して変形した形態を表現します。

- このデジタル生命体が最終世代変形をするまでの回数(Evolute frequency)及び時間(Evolution duration)はユーザが調節できます。

- 各ユーザーによってすべて少しずつ異なる結果を得ることができます。

- それぞれの個体が世代変形を起こすたびに一つの個体に自動的にZoomin、その後はZoomoutされ、ユーザー自ら画面を調節することもできます。